診療内容
目に関することであれば、何でもご相談ください。
赤ちゃんからご高齢の方まで、どなたでもお気軽にご来院ください。
◎眼科一般
視力低下、かすみ目、疲れ目、かゆみ、充血、目やに、逆まつげ、眼の痛み、乾き目、黒いものが飛んで見える などの症状があればご相談ください。
◎白内障
白内障はレンズ(水晶体)が濁ってしまうために視力低下をきたす病気です。
生活する上で不自由なければ経過観察となりますが、支障がでてきたら、根本的な視力回復の手だてとしては手術しかありません。当クリニックでは超音波乳化吸引装置を用いた白内障日帰り手術を行っています。1982年に白内障手術を自身が開始以来、35年以上の手術経験を経て現在に至っています。
◎緑内障
今、問題になっているのが緑内障の有病率です。40歳以上の20人に1人の割合で緑内障の患者さんがいるということが大規模な調査(多治見スタディ)で判明しました。特に眼圧が正常範囲であるにもかかわらず緑内障になっている「正常眼圧緑内障」の存在です。この病気の早期発見にはOCT(三次元画像解析装置)がきわめて有用です。当クリニックではこのOCTとともに視野検査を行い緑内障の早期発見、治療に努めております。
◎ドライアイ
□ものがかすんで見える
□なんとなく目に不快感がある
□重たい感じがする
□目がかゆい
□目が痛い
□目やにが出る
□光を見るとまぶしい
□目が疲れる
□目が赤い
□目が乾いた感じがする
□涙が出る
□目がごろごろする
上記12項目のうち、チェック項目が5つ以上ならドライアイの可能性があります。該当される方はぜひご相談ください。
◎眼科レーザー治療
レーザー光を眼に照射して疾患を治療するものです。
対象となる疾患は多岐にわたりますが、代表的なものとして、緑内障、後発白内障、糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症、中心性脈絡網膜症、網膜裂孔などがあります。
◎内科的疾患(糖尿病、高血圧など)
糖尿病や高血圧があると、眼底に合併症が見られることがあります。
是非眼底検査を受けましょう。
◎コンタクトレンズ、眼鏡処方
コンタクトレンズおよび眼鏡作成を希望される方に対しては、眼科的検査を行った上で、処方箋の発行を行います。
コンタクトレンズは高度管理医療機器(薬事法第2条5項)です。定期的な検診は必ず受けるようにしましょう。
◎飛蚊症
視界にゴミ、黒い蚊、糸くずのようなものが急に見えてきたら、要注意です。加齢現象によることが多いのですが、中には眼底出血や網膜裂孔、網膜剥離が原因であることがあります。この場合早めの治療が必要です。早急に眼底検査を受けてください
◎花粉症
目のかゆみ、充血、なみだ目、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状があります。
最近では花粉の飛散する2週間くらい前から予防的に薬剤を使うと、症状をかなり抑えられることが分かってきました。早めの花粉症対策を考えましょう。
◎加齢黄斑変性
加齢に伴う眼底黄斑部の変化により起こる病気で、高齢者の失明原因の1つです。
ものがゆがんで見える、見ようとする中心が見にくい、視力低下などの症状が現れます。
セルフチェックシート(アムスラーチャート)で異常がないか確かめてみてください。
◎糖尿病網膜症
糖尿病があると、眼底出血などを起こし視力が低下することがあります。一旦視力低下すると、回復することが困難な場合も多く見られます。糖尿病あるいは糖尿病の疑いがあると言われた方は必ず眼底検査を受けましょう。
すでに網膜症があり進行している場合には、更なる悪化、失明予防のために光凝固療法が適応となってきます。
小児眼科
◎学校検診
学校検診で視力、眼疾患を指摘され来院された場合、眼科的精密検査を行います。検診票をお持ちください。
◎結膜炎
学童でハヤリメなどの感染性結膜炎の場合、登校中止になることがあります。早めの点眼による治療が必要です。
◎斜視、弱視
強い遠視、眼底の疾患が原因の場合があります。原因に応じた対応をします。
◎スポーツ外傷
野球やサッカーのボールが当たって眼の痛み、かすみが生じて来院された場合、眼内に出血や網膜裂孔、網膜剥離をきたしている場合があります。
◎先天鼻涙管閉塞
生後まもなくして、なみだ目、めやにが続き、なかなか改善されない場合本疾患が疑われます。
◎先天色覚異常
現在色覚検査は学校で義務化されていませんが、職業によっては制限される場合がありますので、この点は留意する必要があります。